こんにちは。
雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイターです。

今回は
『失敗しない!雨漏りの止め方』について
お話させていただきます。
前回の『雨漏り浸入口の見つけ方』でお話しした
通り、南側1階のリビングの雨漏りは高い確率で
*バルコニーの掃き出しサッシ廻り
*バルコニー手摺壁と外壁の接点
*バルコニー床防水と外壁の接点
なので「先ずはこの3か所を疑って調査しましょう」
ということでしたね。
調査した結果、
「うまく雨漏りの浸入口は見つけたけれど、
止め方・直し方が分からない」と相談されることがあります。
そうですね。雨漏りは浸入口の見つけ方と直し方を
比べた場合、実のところ雨漏りの止め方、直し方が
難しいと感じている方が多くいらっしゃると思います。
そこで、雨漏りの浸入口を特定できた貴方に、
失敗しない雨漏りの止め方をお伝えします。
特定した雨漏りの浸入口に対して
*シーリング材を充填する
*防水テープを貼る
*シートを掛ける
三種類の方法、いずれかで止める方法です。
そもそも特定した雨水の浸入口にフタをして、
入口を遮断するか、雨水が浸入口に向かう経路を
回避させれば、雨漏りは止まるはずです。
しかし、どういうわけか?止まらないことがあります。
その場合、止まらない原因として考えられることは
*特定した浸入口が間違っている
*別の浸入口がまだ他にもある
*浸入口の止水方法が適当でない
せっかく、費用と労力を使って雨漏りが止まらなければ
元も子もありません。
実務経験が少なく自信のない方は再漏水のリスクを
避け検証しながら仮止めする、直し方が安全です。
【失敗しない雨漏りの止め方】
*シーリング材を充填する
*防水テープを貼る
*シートを掛ける
先ずはこの3つの方法を試してみましょう。
[シーリング材を充填する]

サッシ廻りの外壁からの浸入の場合、
外壁とサッシや手摺壁の接点の隙間、
外壁に発生した亀裂に対しては
防水シーリング材を直接充填して止水をする。
傷口に対して軟膏を塗りつけるイメージです。
[防水テープを貼る]

バルコニー防水の床面からの浸入の場合
床面の摩耗劣化や亀裂に対しては広幅の防水テープを
直貼りして止水する。
歩行の際、靴底が触れるのでシーリング材より、
防水テープの方がベターです。
傷口に対してバンドエイドを貼るイメージです。
[シートを掛ける]

防水層の立ち上がりと外壁の接点からの浸入の場合
防水層と立ち上がりとモルタル外壁の接点の隙間は
雨水の浸入口でもあり、排出口でもあるので、
止水をする行為があだとなり、別の雨漏りが発生する
可能性があります。
よってシーリングを充填して止水する方法は排出口を
止めてしまう箇所にはお勧めできません。
この場合、浸入口である接点の少し上(約3~5cm)の
位置にシート(マスカーでも良い)の上部を合わせ貼る。
浸入口を覆い傘の中にいるように位置関係にして、
雨水が掛からないようにします。
傷口を濡らさないようにシャンプーハットで覆うイメージです。
【雨漏り沈静化の検証】
この三種の雨漏りの止め方はあくまで特定した浸入口が、
間違いなく雨漏りの浸入口であることを検証する方法です。
この方法で梅雨から台風に掛けての約半年間、沈静化した
ことを確認できれば、浸入口で間違いないと判断できます。
【雨漏り沈静化状態の維持】

ここで満足せず、沈静化状態を維持するためにもうひと作業です。
*シーリング材を充填した箇所に塗装をして、
紫外線による劣化速度を遅くなるようにしましょう。

*バルコニー防水床面はFRPやウレタンで再防水して
床面を保護しましょう。

*シートを掛けた防水層と外壁の接点は、浸入口に
雨水が掛からないように、水切り役物でカバーしましょう。

これらの方法は根本的な雨漏り原因である
建物内部の不具合箇所を修理せずに雨水の浸入口を
改善する方法ですので、経年劣化による再漏水が
起こる可能性はあります。
あくまで「止め方」や延命させる「直し方」ですので、
再漏水を防止する「修理」ではないということをご理解ください。
『ここで注意点!』
新築住宅引き渡し後10年未満の「住宅瑕疵担保責任保険」に
加入している住宅は雨漏り修理費用を保険金で賄えます。
雨漏りの浸入箇所はあくまで要因部分であり、根本的な原因部分とは
限りませんので、建てた建築業者にしっかり調査してもらい、
根本的な雨漏り原因部分を修理してもらいましょう。
【文字使いの補足】
私、雨漏りファイターが考える雨漏りの文字使い
「止め方」→ 雨漏りをいったん止める沈静化の検証作業
「直し方」→ 検証後の沈静化状態を維持する延命作業
「修理」→ 根本的な雨漏り原因を改善し、再漏水を防止する作業
雨漏りに携わる業者さんによって文字・言葉の意味が
変わりますので、ご理解・ご注意ください。
【本日のまとめ】
特定した雨漏り浸入口に対して
*シーリング材を充填する
*防水テープを貼る
*シートを掛ける
三種の雨漏りの止め方から選択して仮止めしましょう。
雨漏りが止まったことが検証できれば、
さらに塗装、防水、カバーで浸入口を保護して、
経年劣化対策、耐久性、延命効果を高めましょう!
雨漏りの浸入口の見つけ方 < 雨漏りの直し方
浸入口を見つけるより雨漏りの直し方の方が
難しいと言うことをお話しさせていただきました。

「ちょっと私には雨漏りを直すのは難しく無理」だと
思われた方は遠慮なく、雨漏りファイターまでご相談ください。
最適な雨漏りの改善方法をご提案させていただきます。
本日のお話しはここまでとさせていただきます。















