餃子の王将 元町店。(神戸)。
ある日の王将店舗内の出来事です。
私の定番、餃子とビールを注文して待っていた時、
同じ年恰好の中年の同輩が店に入ってくるなり、
「チャンポン、麺6分茹でで頼むわ」、
6分茹で?茹で時間の指定は初めて聞いた体験。
ラーメン屋さんでよく聞くのが「カタめん」、
「ばりカタ」等は聞くし、メニューにも書いてあるし、
違和感は無いのですが茹で時間の指定はできるの?しかも王将で。
「6分茹で」どう対応するのか?興味津々で成り行きを見守ることに。
途中、同輩が「トイレどこ?」「2階です」と答えるスタッフ。
王将側のチャンス到来!
トイレをしに2階に行ったので5分も6分も分からないはず。
戻ってきた時、ちょうどチャンポン麺の出来上がり。
それを出された同輩の反応を楽しみにしていたところ、
あと「一味あるか?無かったら七味でも良いわ」
ご同輩、まだこまかい注文をするの?と思いきや
スタッフさんはたぶん七味?を餃子のタレ皿に入れ素早い対応。
さすが王将やるなと思っていると、その同輩はその七味を全部かけ、
しかもテーブルにあるコショウをふりかけ食べ始めました。
相当な辛いもん好きや。味なんか分からんし、5分も6分もわからんわなぁ。
と思い厨房に目を移した瞬間、我が目を疑った!
王将のスタッフはちゃんとタイマー掛けて6分茹でてはったんや!
注文する方も注文する方だが対応する方も対応する方です。
一人一人のニーズに対応する商売の原点を改めて勉強させて頂きました。
王将 元町店。この対応力に恐れ入りました。