こんにちは。
雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイターです。
今回は
『雨漏り修理のセカンドオピニオン』について
お話しをさせていただきます。
【目次】
*雨漏り修理のセカンドオピニオンとは
*セカンドオピニオンを利用するタイミング
*セカンドオピニオンの相談相手を探す
*セカンドオピニオンを受ける
*セカンドオピニオンの注意点
【雨漏り修理のセカンドオピニオンとは】
業者が提案する雨漏り修理方法を実施する前に、
その診断結果や提案されている修理方法が妥当で
あるか
又はすでに行われた雨漏り修理の結果、
雨漏りが止まらない時に
その診断結果や修理方法について異なる
業者や調査会社に求める「第二の意見」の
ことを言います。
セカンドオピニオンはあくまで最初の業者に
雨漏り修理をしてもらうことを前提としている
ものであり、業者を排除し他の業者へ乗り換えを
促すものではありません。
【セカンドオピニオンを利用するタイミング】
業者から最初の診断結果、修理方法の説明
(ファーストオピニオン)があったとき。
また修理が完了した後に、再び同じ雨漏りが
発生し沈静化しない場合、新しい修理方針が
提案されたとき。
この再考するときがセカンドオピニオンを
利用するタイミングになります。
【セカンドオピニオンの相談相手を探す】
[自宅の雨漏り事象を解決してくれる相談相手を探す]
建物は木造、鉄骨、RC、集合住宅、テナントビルなど
様々な構造・形状があり、医者にも各種専門医が
いるように雨漏り業者にも得意分野があります。
足の骨折を歯科医に診てもらわないようにしましょう。
構造及び仕様・漏水発生状況・写真等の資料を
用意し、自宅の雨漏り事象を先ずは自分が把握し、
相談相手が理解しやすい状況を作りましょう。
[インターネットを活用する]
インターネットを利用するとたくさんの情報に
アクセスでき、自分にあった相談相手を探す
ことも簡単にできます。
「雨漏り修理」「雨漏り調査」などのキーワードで
検索して、診断書である「報告書」を提出できる
実績のある業者を選択しましょう。
[神戸市住まいの総合窓口すまいるネットを利用する]
情報の探し方が分からない方は「すまいるネット」を
利用してみましょう。
ハウジングアドバイザーと話すうちに問題が解決に
ならなくとも整理できることもあります。
【セカンドオピニオンを受ける】
[相談する相手に伝えたいこと、尋ねたいことを
整理しておく]
これまでどのような雨漏り調査や修理を行って
どのような状況になっているのか、担当者から
どのような説明を受けているかなどを事前に
メモして整理しておくと、質問などをする
限られた時間を有効に使うことができます。
[信頼できる人に同行してもらう]
高齢者の方は出来れば一人ではなく、
娘や息子さんなどの信頼できる人に同行して
もらって一緒に話しを聞いてもらいましょう。
【セカンドオピニオンの注意点】
[相談する相手業者さんへの事前確認]
*セカンドオピニオンの費用
*相談時間
*必要な書類・資料
電話での相談の場合、無料の業者もありますが、
しっかりと相談したい場合は訪問し、時間を
取りたいと思いますのでやはり有料になることが
多いと思われます。
60分間で相談料金はいくらになるか?事前に
確認しておきましょう。
最初の業者のファーストオピニオン資料
調査報告書・建物写真・修理内容など。
二度手間にならないように事前に必要な資料を
尋ねておきましょう。
【まとめ】
雨漏り修理の「セカンドオピニオン」とは
最初の業者が提案する雨漏り修理方法が妥当であるか、
又はすでに行われた雨漏り修理の結果、雨漏りが
止まらない時にその診断結果や修理方法について
異なる業者や調査会社に求める「第二の意見」の
ことを言います。
セカンドオピニオンはあくまで最初の業者に
引き続き、雨漏り修理をしてもらうことを
前提としているものであり、その業者を排除し
他の業者へ乗り換えを促すものではありません。
セカンドオピニオンの結果、最初の業者に
不信感を持ち、新たに雨漏り修理を依頼したいと
思うかもしれません。
そのときはまず業者替えが可能か?を最初の業者と
セカンドオピニオンの業者双方に確認する必要があります。
それが可能な場合に限り、新たに契約を結び直し、
セカンドオピニオン業者に対して、
雨漏りの再調査・修理をお願いしましょう!
【おまけ】
[完治を求めず、延命させるという考え方]
建築後40年を超える建物の雨漏り相談を
受けることがあります。
高齢の一人暮らしで子供さんはいらしゃるが、
遠方にお住まいで戻ってくることは無く、
「自分の代でこの家ともお別れ」とのこと。
この状況で雨漏り修理に高額な費用を掛け、
完全な修理をするより、防水シーリング材に
よる仮り補修で一時的に止めてあげるという
考え方もあります。
シーリング材が劣化し、数年後に再漏水の
可能性はありますが、そのつど再補修し
再度止めてあげる建物の延命措置です。
ファーストオピニオンで高額な修理提案を
された場合、「第二の意見・方法」を探る
ためにもセカンドオピニオンは良いシステムで
あると考えます。
雨漏りは「経験」「知識」「技術」のある
雨漏りと闘う!炎の雨漏りファイターへ
安心してお問い合わせ、ご相談くださいませ!
それでは今回のお話しはこれまでとさせていただきます。