完、雨漏り修理の三原則。
最後に「雨仕舞」という修理方法についての考え方です。
例えば、サッシ開口周辺のモルタル壁の二次防水の
不具合が原因の雨漏り。
モルタル壁を剥がして雨漏り原因である二次防水の補修工事を
した場合、作業中に二次防水を傷つける二次被害により新たな
雨漏り発生原因を誘発する雨漏り修理になる可能性があります。
そこで雨水浸入部分に雨掛かりしないように簡易的に、
雨漏り浸入個所上部に庇を付けたり、バルコニーであれば
テラス屋根を付けたり、雨水浸入口に雨掛かりしないように
別方向に雨水を誘導し、外部に排出させる修理方法もあります。
「導水」の考え方とも重なる部分もありますが、これも
雨漏り対策の一つの修理方法であると考えます。
「導水」は建物内部で、「雨仕舞」は建物外部で雨水を誘導する。
但し、この方法は雨漏り原因箇所を修理していませんので、
取り付けた庇やテラス屋根のさらに上部に新たな亀裂発生等に
より雨水浸入箇所が出来れば、再漏水の可能性がありますので、
根本的な解決方法にはならないことをご理解ください。
これが私の雨漏り修理の三原則「防水」「導水」「雨仕舞」の
一つである「雨仕舞」という考えに基づく修理方法です。
一般的な「防水」、「導水」、「雨仕舞」という言葉の持つ意味とは
異なるかもしれませんが、これが私の雨漏り修理の三原則と考え、
多種多様な原因がある雨漏りの修理に対応させて頂いています。
「雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイター」
雨漏り調査で雨漏り原因を究明し、
雨漏り修理のご要望にもお応えいたします。