『雨漏りファイター奮闘記』VOL.8
雨漏りファイターが調査に使用する器具は
ピンポイントに雨水浸入箇所へ検査水を
注入する点滴のようなイルリチャージャーと
注入する箇所に堰をつくる止水粘土です。
止水粘土で堰を設けて局所的に雨天状況を
再現させる調査方法で、雨漏りが再現できたなら、
その注入箇所が雨水浸入箇所の一つであり、
その箇所から雨漏りしている部分までの範囲で
雨漏りを起こす原因(不具合)部分があります。
注入箇所にしか検査水は入らない為、ホースによる
散水検査に比べて余計な流れ水が発生しない分、
浸入場所を勘違いする誤診を極端に抑えられる検査方法です。
では雨漏りファイターはホースによる検査方法は使用しない
のか?と問わわれば、状況に応じて使用する時もありますと
お答えしています。
屋根に原因があると推測した場合はホースによる
散水検査を行います。
屋根材に水を散水して、小屋裏から雨漏り事象が
目視で確認できれば、散水箇所と検査水の落水位置
から雨漏り原因を推測、特定し、調査時間を短縮できます。
調査方法の選択は雨漏り原因が外壁にあるのか?
屋根にあるのか?を推測し上手く使い分ける目利きが必要です。
但し、ホースによる散水検査は夏は太陽光線に熱せられた
屋根材の反射熱で、猛烈な暑さであり、冬は寒風にさらされた
極寒の中での作業になり、あまり使用したくない検査方法です。
「雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイター」は猛暑、極寒の中、
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