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雨漏り調査・修理の流れ。

建築会社関係(いわゆるプロ)の方ではなく、

一般の個人、施主さんのお問い合わせでよく聞かれる質問です。

「雨漏り修理に調査は必要ですか?」

私のいろいろな雨漏り事象に携わった経験上、必要であると考えます。

雨漏りを止めるために外壁塗装やバルコニー防水をリフォームして

結果的に沈静化すればラッキーですが、万が一止まらかった場合、

そのリフォーム工事が無駄であるだけでなく、根本的な

雨漏り修理工事をより難しくする場合があるからです。

こんな雨漏り案件がありました。

天井から雨漏りした施主さんが、建てた建築会社に相談しましたが、

対応が遅く不信感を抱いていたところにタイミングよく?

リフォーム会社さんが営業に来られて、「外壁塗装とベランダの防水工事をすれば

止まるかもしれません」とのアドバイスを受け、リフォーム工事を発注しました。

ところが工事完了した後、なんと次の雨降りで雨漏りが発生!

リフォーム会社に連絡して、何度か足を運んでくれましたが、

雨漏りは止まらず、最後にはこんな言葉で終わりました。

「この雨漏りは構造上の欠陥だから建てた建築会社さんに修理してもらってください」とのこと。

施主さんは仕方なく建てた建築会社さんに連絡したところこんな回答が、

「その雨漏りは修理工事が原因で発生した可能性があり、リフォーム会社の施工の問題で

こちらに連絡してもらっても困る」と冷たい返事。

相談するところが無くなり、ネットで「雨漏り調査 神戸」で検索して弊社にヒット!

先ずは雨漏り事象の時系列に沿って聞き取り調査で「問診表」の作成

弊社の調査技術で雨漏り原因を特定できるとの判断で「見積書」の提出

施主さんの在宅可能日を確認、日程調整により調査日の決定、「雨漏り調査」の実施

雨漏り調査内容、雨漏り原因を明記した「検査結果報告書」と「調査請求書」を7日以内に提出

この流れで施主さんのお困りごとである雨漏り案件を解決していきます。

雨漏り原因が分かれば、構造上の問題か?リフォーム工事に起因した問題か?が分かるので、

建てた建築会社さんか、リフォーム会社さんに対応してもらえればよいだけです。

しかし、この度の施主さんはどちらの会社さんに対しても不信感があり、信用できないと

最終的には弊社に雨漏り修理工事の依頼をしていただきました。

結果的に無駄なリフォーム費用を支払い、嫌な思いをするならば、

最初から雨漏り調査を依頼して、雨漏り修理をした方が良かったとのお言葉でした。

塗装会社さんやリフォーム会社さんも雨漏りが止まるだろうと思い、

外壁塗装や防水工事をするのだけれど、これが結果的に止まらない雨漏りもあるのですね。

塗装会社さんやリフォーム会社の中にはこういう場合、雨漏り調査会社に調査依頼をし、

雨漏り原因を究明し責任を持って対応してくれる親切な会社さんもありますので、

まずは信用できる会社か、その見極めをすることも大事なことではないでしょうか?

その判断材料の一つとして、工事の着手前に雨漏り調査をして原因を究明してくれるのか?

尋ねてみて、その反応、回答を工事依頼の判断材料にされてはいかがでしょうか?

『雨漏り原因の究明なくして、雨漏りの沈静化なし!』です。