雨漏り【相談ベスト2】
こんにちは。
雨漏りと闘う男!雨漏りファイターです。
雨漏り相談の箇所別ベスト2のお話しです。
「ベスト3」と違うんかい!とツッコミを
入れられそうですが、雨漏りが発生している
箇所のほとんどは天井とサッシの二箇所です。
他に床や壁のご相談もありますがわずかです。
「雨漏り相談 第2位」
サッシ廻り、特に窓枠の上部のサッシビスか
サッシフィンと窓枠の取合いからの雨漏りです。
2階建ての場合は、1階のサッシ、
3階建ての場合は、1階か2階のサッシ
からの雨漏り相談が多いです。
最上階のサッシは陸屋根、切り妻以外は
ほとんど雨漏り事象は無いようです。
サッシ雨漏りの雨水浸入口はそのサッシの
直上の貫通部の可能性が高く、2階3階の
サッシ廻り、換気材廻り、壁止り部分が
雨漏り調査の対象部位になります。
雨漏りをしたサッシ上部を防水シーリングを
打ち込んだり、壁を捲って防水シートを
張り替えたりしていらっしゃる業者さんが
いますが、あまり効果が無いように思います。
雨水はさらに上方から二次防水(防水シート)
の裏側に廻り込んで浸入していますので、
サッシ自身の不具合か、シャッターボックスの
内側に防水パネルを貼っていない以外には
意味の無い工事になってしまいます。
【雨漏り相談 第1位】
雨漏りしている箇所が天井部分で
その直上が屋根、バルコニーに
なっている天井裏からの雨漏りです。
屋根が原因の雨漏りは多いと思いますが、
相談件数は実際そんなに多くはありません。
屋根屋さんに相談して瓦の葺き替え修理で
雨漏りが沈静化しているのでしょう。
圧倒的に多いのは雨漏りしている天井の
直上がバルコニーになっている建物です。
その理由は雨水浸入要因部分が広範囲で
多種多様にあり中々絞り切れないからです。
バルコニーの防水層、排水口、手摺り壁、
掃き出しサッシ、サッシ周りの外壁周辺、
等々雨水浸入の可能性がある調査箇所が
多数あり、調査時間を必要とします。
「見逃し勝ちな防水層の取合い部分」
雨水浸入の可能性がある中で特に多いのが
「掃き出しサッシと防水層の取合い部分」。
シーリング劣化箇所からの雨水浸入です。
サッシ枠の下部と防水層の取合い部分は
シーリング材で防水していることが多く、
このシーリング材が経年劣化による亀裂が
発生し、雨水が浸入します。
この部分には二次防水という浸入水を
外部に排出する機能、概念が無く、
直接構造体の中に雨水が浸入、流下し
雨漏りを発生させます。
この不具合個所は中腰では分かりづらく、
ハンドミラーで見るか、寝転び覗き見て
ようやくシーリングの劣化部分を見つける
こともあり、見逃しがちな箇所です。
雨漏り修理は簡単でその箇所を掃除して、
防水シーリング材を打ち直せば雨漏りは
沈静化します。
雨漏り調査でまず最初に確認するこの箇所で
不具合をあっさり見つけることがあり、
原因究明、無事調査完了という事になる
のですが、調査費用を支払う依頼者にとっては
勿体無い話しになります。
雨漏り調査費用の方が雨漏り修理費用より
高く付くことになるからです。
まずはこの箇所の劣化具合を自分で確認しましょう!
この箇所及び防水層に問題が無く、
雨水浸入要因部分である不具合箇所が
無ければ原因究明は難しくなりますので、
初期費用が掛かっても調査依頼を
雨漏り調査会社に頼みましょう!
無駄な修理工事をする必要が無く、
最終的には安く済んだと喜んでもらえるからです。
「雨漏り原因の究明無くして、
雨漏りの沈静化無し!」です。
余談ですが、なぜ雨漏り相談は
クローゼット内や他の居室に比べて
リビング(LDK)が多いのでしょうか?
ふつうバルコニーは日当たりの
良い南向きに設けます。
その階下の日当たりの良い居室は
リビングになります。
リビングは家族が集まるの憩いの空間です。
食事、団欒により一日の内で長時間滞在します。
多人数、長時間いますので、家族の誰かが
雨漏りを見つけてしまうのです。
ひとたび雨漏り発生しているのを気が付けば、
長時間過ごすリビングですので、
雨降りのたびに気になりストレスが溜まり、
建物にも身体的にも悪い影響を与えます。
早め早めのご相談、雨漏り修理をお勧めします。
雨漏りは「経験」「知識」「技術」のある
雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイターへ
安心してご相談くださいませ!
それでは今回はこれにて失礼させて頂きます。