こんにちは!
「雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイター」です。
今回は
雨漏り修理【方法の検討】についての
考え方をお話しさせていただきます。
木造住宅の雨漏り修理方法
大きく分けて二通りの考え方があります。
1.根本的な雨漏り原因を修理する方法
2.雨漏り原因部分に雨水を浸入させない方法
木造住宅には外皮に二つの防水層があります。
*一次防水
屋根材(日本瓦、スレート瓦など)
外壁材(モルタル、サイディングなど)
*二次防水
ルーフィング(屋根)
防水シート(外壁)
雨漏りは一次、二次防水を突破した雨水を
室内側から目視で確認できる事象です。
雨漏りを根本的に解消する修理をするなら、
最後の砦である二次防水の修理が必要です。
しかし、二次防水の修理には一時防水の
部分的な修理に比べて多額の修理費用が
必要になります。
根本的な不具合部分の修理費以外に
*外装材の撤去・復旧費
*付帯物(室外機、照明など)の撤去・復旧費
*足場設置費用
などが必要となります。
「根本的な修理が必要なのは分りますが・・・」
「とりあえず一度止めてもらえませんか・・・」
というわけで、予算的に根本的な雨漏り解決法は
諦めて、一時的に雨漏りを止めるシーリング材に
よる補修方法を選択される依頼者の方がいるのも
事実です。
シーリング補修とは防水材で雨水の浸入口を
塞ぎ、根本的な雨漏り原因である二次防水の
不具合部分に雨水を到達・浸入させない方法です。
欠点はシーリング材が紫外線劣化等で防水機能が
損なわれれば、再び雨漏りは発生し再漏水します。
そのリスクをご理解いただければ、とりあえず
一度止めるシーリング補修は安価で有効な方法です。
但し、保険金にて修理費が賄える場合、対象住宅は
根本的な雨漏り修理工事を検討しましょう!
*新築住宅を購入されて10年未満の方は
「新築住宅瑕疵保険」で
*中古住宅を購入時に保険加入されている
「既存住宅売買瑕疵保険」で
保険期間内であれば修理費用の一定割合が
保険金として保証会社より支払われます。
根本的な雨漏り原因部分を修理される解決方法を
検討し、しっかりと修理する方が良いのは当然です。
【まとめ】
「木造住宅の雨漏り」
*根本的な雨漏り修理
雨漏り原因・不具合部分を修理する
外壁材の撤去を含む二次防水の修理
*一時的な雨漏り修理
雨漏り原因・不具合部分に雨水を浸入させない
シーリング材等による浸入口の防水処理
*新築住宅瑕疵保険、既存住宅瑕疵保険に加入住宅
根本的な雨漏り原因・不具合部分を保険金にて修理
9月になり、台風、ゲリラ豪雨等の影響で
兵庫県他各地で、雨漏り被害が多発しています。
台風などで発生した「雨漏り」は加入している
火災保険の「風災」で修理工事費が賄える事例もあります。
雨漏りでお困りの皆様、お気軽にご相談ください!
「雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイター」
お困りの皆様のお役に立てますよう頑張ります!