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雨漏り!サイディングは最強の外壁材?

 

こんにちは。

雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイターです。

 

今日は

雨漏り!サイディングは最強の外壁材?」という

内容でお話しさせていただきます。

 

サイディングが外壁材として誕生してから

40数年、今や平屋から3階建て住宅の

約7割に使用されています。

 

サイディングが普及し始めた1980年代は

厚みが12ミリ(現在は14ミリ以上)で、

製品の寸法安定性も悪く、工法も今の標準施工

である「通気構法」が無く、いわゆる「直貼り」

と言われる施工法で大工さんが柱・間柱に直接、

釘で打ち付け貼っていた時代です。

 

 

その当時のサイディング材を使用した住宅を

今も見かけることがありますが、

幾度か?再塗装はされてはいるようですが、

雨水が浸入し、劣化が進みサイディング材が

反り、継ぎ手が開き、目地のシーリング材が切れて

見た目にも印象が悪く、哀れな姿になっています。

 

それがなぜ今や7割のシェアを取る?

 

雨漏りに関して着目した、当時の製品との違い、

「基材」、「副資材」、「施工法」の改善3点。

 

1.寸法安定性

2.シーリング材の品質向上

3.外壁通気構法の採用

 

[寸法安定性]

 

今のサイディング材は製造過程で高温高圧の

窯により一気に硬化させるオートクレーブ養生が

施こされています。

それにより安定した基材組織が形成され

乾燥による収縮や熱、給水による膨張が

起こりにくい外装材に仕上がります。

さらに板厚みも12ミリから最低14ミリに。

よって反り、収縮が少なく目地開きが起きなければ、

雨水の浸入の可能性は当然低くなります。

 

 

シーリング材の品質向上

 

シーリングとは壁材どうしの継ぎ手や

サッシとの隙間に緩衝材や雨水浸入を

防ぐ防水材の役割として使用します。

シーリングそのものは日射や雨水など

厳しい環境のもとにあり傷みやすく、

メンテナンスが必要な部位と言えます。

一般的なシーリング材は雨、湿気、熱に

よって接着性が低下します。

 

 

経年で固くなるようなシーリング材や

目地の動きに反発力が強すぎるシーリング材は

切れやすく長持ちしません。

新たに開発された高耐久シーリング材は

雨、湿気、熱に対して強い接着性があり、

いつまでも柔らかい特性と目地の動きに

合わせてなじむ特性があり、長期間に

わたり建物内への雨水の浸入を防ぎます。

 

外壁通気構法

 

外壁仕上げ材が一次防水、

透湿防水シートが二次防水と

言われ、それぞれ建物内に雨水が浸入する

のを防ぐ役割をしています。

透湿防水シートと外壁材の間に通気層を

設ける施工方法を外壁通気構法と言います。

 

※ニチハ(株)資料より

 

外壁通気構法は雨水浸入を抑制する

効果があり、万が一台風などで部材の

接合部などから雨水が浸入しても

通気層を通して下端の水切り部などから

速やかに外部に排出させることができ

建物内部に雨水が浸入するのを防ぎます。

 

さらに雨漏り対策以外のメリット2点

 

壁体内の結露抑制

 

湿気を外気に放出できるので、

内部結露を抑制することができます。

 

夏季の遮熱効果

 

夏季は通気層の通風により、遮熱効果を

得ることができ、屋内の冷房効果の

向上に寄与します。

 

サイディング材も40数年を経て、

基材、塗材、シーリング材の性能向上、

施工法及び金具留めなど副資材の改善で

耐候性のある雨漏りにも強い最強の

外壁材に進化してきました。

今や住宅だけではなく、店舗や商業施設、

耐火建築物にも使用され、今後ますます

外装材のシェアを高めて行くのでしょう!

 

今日のまとめ

サイディング

+高耐久シーリング

+外壁通気構法

の組み合わせは、建物の耐久性の向上に

効果を発揮し、雨漏りにも強い!

サイディングの最適な施工方法です。

 

但し、商品、施工方法は向上しても、

マニュアル通りの正しい施工方法を

守らなければ雨漏りは発生します。

職人さん任せにせず、不具合を起こす

ヒューマンエラーを見逃さないよう

資格を持った施工管理者の在籍する

工事会社に仕事を依頼しましょう!

 

雨漏りにお困りの皆様は

知識」と「技術」そして「経験」のある

雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイター」へ

 

てらだやにせん」はサイディング工事も得意です!

お気軽にご相談くださいませ。

本日のお話しはここまでとさせていただきます。