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雨漏り!失敗しないための初期行動。

 

こんにちは。

雨漏りと闘う男!炎の雨漏りファイターです。

 

今回は

『雨漏り!失敗しないための初期行動』

についてお話しさせていただきます。

 

「あの時、こうすれば良かった」

「相談する相手を間違ったな」

などなど後悔先に立たずを未然に防ぐ

失敗しないための初期行動のお話しです。

 

雨漏り修理で失敗しないための3つのポイント

 

*雨漏りの根本原因は何か?

*雨漏り相談相手を間違わない

*雨漏り修理でやってはいけない行動

 

を分かりやすくお話ししたいと思います。

 

『雨漏りの根本原因は何か?』

 

自分自身で理解できているでしょうか?

雨漏りの種類にも様々なパターンがあります。

 

*経年劣化による雨漏り

*自然現象に起因する雨漏り

*売買時の隠れた雨漏り

*建築施工上の雨漏り

 

[経年劣化による雨漏り]

 

不動産用語で「劣化」とは

「時間の経過と共に品質が低下すること」

雨漏りに特定して言えば、

風雨強弱、温度変化、日照差異などによる

防水材の品質の低下、外壁の亀裂発生が

原因で雨漏り発生すること。

 

この経年劣化による雨漏りは、

各種保険対応にはならず、所有者である

あなたの自己負担で修理する必要があります。

ただ、この経年劣化による雨漏りは

長期間、外壁、防水層などの

メンテナンスをやっていないことが

原因で起こる雨漏りで比較的雨漏り原因が

わかりやすく、外壁の塗り替えや、ベランダの防水の

やり替えで雨漏りが沈静化するよくある事例です。

 

また、建築後2~3年の短期間で経年劣化は

起こり得ませんので、築浅の雨漏りは

経年劣化ではなく、別に原因があると考えられます。

雨漏り調査をして、原因を究明してから

雨漏り修理をする必要があると思います。

 

新築住宅の引き渡しを受けてから10年以内であれば、

新築住宅瑕疵保険の対象ですので、住宅事業者へ修理依頼、

相手が倒産していれば、買主であるあなたは保険法人に対し、

修理に掛かる費用を請求することができます。

10年を超えていれば、瑕疵保険の対象外になります。

 

[自然現象に起因する雨漏り]

 

台風、突風、ゲリラ豪雨などの自然現象で起こった雨漏り。

屋根材、外壁材が割れたり、飛んだりしたことが原因で

雨漏りした場合、自宅で加入されている火災保険で

修理できる可能性があります。

但し、経年劣化が進んでいたことによる雨漏りとの

判断が難しい事例もありますので、

加入されている損保会社に確認しましょう。

但し、損保会社も簡単に補償費を出してはくれませんので、

経年劣化ではなく、自然現象に起因する雨漏りだと

証明してくれる経験値の高い業者に相談してみましょう。

 

[売買時の隠れた雨漏り]

 

中古住宅を購入後の雨漏りの場合は少し複雑です。

民法上、引き渡し後3か月以内であれば、

売主さん負担で雨漏り修理をしてもらえる可能性があります。

しかし、すんなり売主さんが修理費用を出してくれることが

少なく、このパターンは結構もめごとの多いのが実状です。

 

個人間売買で雨漏りの事実が契約書等内に明示されていて、

買主であるあなたがこれを容認して購入した場合は

売主さんが雨漏り修理をする義務が無いので、

自己費用で修理しなければならない可能性があります。

 

売主さんが宅地建物業者さんで買主のあなたが個人の場合は、

引き渡し後2年間は雨漏りがあれば、売主さんの方で

費用を負担して雨漏り修理をしてもらうことが出来ます。

 

[建築施工上の雨漏り]

 

増築工事や、塗装工事の直後に雨漏りが始まった場合、

工事依頼先のリフォーム会社、塗装会社さんに連絡し、

雨漏り原因を特定してもらいましょう。

原因が施工上の問題による雨漏りで有れば、

依頼先の工事施工会社に修理してもらうのは当然です。

 

*台風、ゲリラ豪雨による異常な自然現象

*施工不具合による施工上の問題

*経年劣化等の施工以外の問題

 

雨漏り原因・責任の所在をハッキリさせましょう。

 

『雨漏り相談相手を間違わない』

 

住まいるダイヤル

 

まずは信頼できる相談相手を探しましょう。

住まいるダイヤルは国土交通大臣が指定した

住まいの相談窓口であり、相談相手は一級建築士。

住まいに関する様々な「困った」に

専門的な立場から電話でアドバイスしてくれます。

 

しかし、一級建築士さんや、弁護士さんにも

それぞれ得意な分野があり、雨漏りに対して詳しい

先生は意外に少ないと感じます。

お医者さんもすべての患者に対応できるわけではなく、

風邪、ケガ、出産など、内科、外科、産婦人科があるように

それぞれの専門医がいて、専門分野があるようです。

そういうことから、建築の士業の方も雨漏りに関しては、

専門医として私たち雨漏り調査会社を紹介され、

雨漏り原因の特定を勧める先生もいらっしゃいます。

 

第三者検査機関 雨漏り調査会社

 

雨漏り原因を特定してくれる第三者検査機関。

調査会社にもそれぞれの検査方法があります。

 

*赤外線によるサーモグラフィ検査

*紫外線投射発光検査

*ピンポイント注入検査

 

公正中立な立場で調査し、調査報告書を作成できる

雨漏り調査会社を選択、依頼して雨漏り原因を

特定してもらうことが大事な初期行動です。

そしてその原因が相手側に起因する事象の場合は、

遠慮なく誠実に対応してもらいましょう。

 

『雨漏り修理でやってはいけない行動』

 

売主さんや、宅地建物業者さん、リフォーム会社さんの

中には雨漏り原因が特定できずに、言い訳、先延ばしで、

なかなか修理対応をしてくれない方もいます。

その時にやってはいけない行動が

短絡的に別の業者に修理依頼をすることです。

 

雨漏り修理を最初に依頼した業者の修理後、

再び雨漏りが発生することが少なからずあります。

その修理業者の対応が不誠実で「信用できない」、

「不安である」という気持ちになり、また違う業者に

雨漏り修理を依頼する方がいらっしゃいます。

 

その修理で雨漏りが沈静化すれば良いのですが、

残念ながら、再度雨漏りが発生する事態になれば最悪です。

以前のブログにも書いているように、

「最初の業者施工が悪いので、これ以上直しようが無い」、

「後(あと)工事の業者の施工が起因する雨漏りで責任が無い」

だと互いが言い逃れする事例を耳にすることがあります。

修理に修理を重ねた工事はもつれた釣り糸を元に戻す

作業になり、最後にはもつれた糸を切って新たな糸を

結びなおすことにもなりかねず、

それ相応のストレスと費用が掛かります。

 

やはり、

最初に依頼する修理業者の見極めが大事であり、

経験」、「知識」、「技術」の

有無を確認し慎重に業者を選択するべきです。

 

選択し信用した業者には最後まで責任を持って

対応してもらうのが一番良い行動だと思います。

但し、ダラダラと追加工事をされる可能性もあり、

自分の選択の見極めが悪かったと確信した時点で

改めてセカンドピニオンで別の雨漏り調査会社に

相談するのがベストだという考え方もあります。

 

その時に相談する別の調査会社の見極め方は、

先の失敗経験に基づき、

「経験」、「知識」、「技術」の有無を確認する

ことが一番大事であるという事を理解して、

信頼できる調査会社の選択行動に移しましょう!

二度と同じ過ち・雨漏りを繰り返してはいけません。

 

【まとめ】

 

雨漏りを気づいた時の初期行動は

相談相手の見極め選択が大事です。

信頼できる雨漏り調査会社に調査依頼をして、

雨漏り原因を特定しましょう。

 

そしてその原因が

 

経年劣化の雨漏り

自然現象の雨漏り

隠蔽された雨漏り

建築施工上の雨漏り

 

など、雨漏りとの因果関係を特定し、

当事者、施工業者に過失があれば、

責任持って修理対応してもらいましょう。

 

雨漏りは「経験」「知識」「技術」のある

雨漏りと闘う!炎の雨漏りファイター

安心してお問い合わせ、ご相談くださいませ!

 

それでは今回のお話しはこれまでとさせていただきます。